世界のレモン食文化
レモンの消費量が多い地中海沿岸地方を中心とした食文化をのぞいてみましょう。
レモンは世界中の様々な地域で食べられ愛されている食材です。
イタリアのシチリアではレモンと言えば、どこの家庭の台所にも常備されているありふれた食材の1つ。またモロッコでは、タジン料理にも利用され、スペインのパエリアやタパス、ギリシャの煮込み料理などでもレモンがふんだんに使われています。
アメリカでは、夏の風物詩としてレモネードスタンドが定着しています。
豆知識
塩レモンの発祥は?
日本でも話題となった塩レモン。その発祥はモロッコと言われています。またモロッコで塩レモンは万能調味料として使われているのです。
地中海のレモン料理のほんの一部をご紹介!
スペイン
パエリアからサラダ、揚げ物に焼き物…情熱の国、スペインではとにかく、あらゆる料理にレモン果汁をかけます。
ギリシャ
ギリシャではレモンはとても一般的な調味料。レモンを塩漬けにしたものを常備し、あらゆる料理の味付けに使っています。
またレモンソースでお肉を煮込んだ「レモナート」も有名です。
フランス
フランス南部、マントンの名物として知られるのは、レモンのお菓子「タルト・シトロン」。町中のレストランやカフェそして家庭の食卓にもそれぞれ自慢の手作りタルトが見られます。
イタリア
食後酒として世界的に知名度の高いイタリアのお酒「リモンチェッロ」はレモンの皮を漬け込んで作られます。また、究極のレモン料理とも言えるのがイタリアのレモンサラダ。レモン果汁をかけるのではなく、なんとレモンをまるごと食べる料理です。
レモネードスタンドとは?
アメリカ
アメリカでは、子どもたちが庭先でレモネードスタンドを開いてレモネードを販売するのが夏の風物詩となっています。レモネードスタンドはおこづかい稼ぎの体験を楽しむだけでなく、集めたお金を小児がん治療のために寄付するという社会貢献活動としても世界中に広がっています。
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