1.背景・経緯

当社は、2013年に株式会社ポッカコーポレーションとサッポロ飲料株式会社が統合してスタートしました。ポッカは「ポッカレモン100」を有するレモン果汁のパイオニアであり、サッポロ飲料にはサッポログループの開拓者スピリッツが受け継がれており、両社の生い立ちと強みを活かした経営ビジョンを策定し、これまで事業を推進してきました。
この間サステナビリティ意識の高まりや、新型コロナウイルスの影響で、社会やお客様の生活スタイルや価値観が大きく変化する中、これからも社会から必要とされ、価値をお届けし続ける企業であるために、経営ビジョンの見直しを行い、新理念体系を制定しました。

2.新理念体系

新理念体系は、「私たちの使命（理念）」「私たちのありたい姿（ビジョン）」「私たちの約束（行動指針）」で構成しています。

『人と社会と向き合い、未来の食のあたりまえを創造する』
これまで私たちが生み出してきた、今ではあたりまえとなっている商品やサービスも、当時は世の中に無い、新しい価値を提供できるものばかりでした。これからも新しい価値をいち早く捉えて形にし、お届けし続けることで、未来の食のあたりまえを創造していくことを「私たちの使命」としました。
この使命を実現するために、次世代を担うマネジメント層が部署横断でプロジェクトを組み、約一年をかけて中長期的なビジョンである「私たちのありたい姿」と、日々の行動指針となる「私たちの約束」をつくりました。
新理念体系のもと、レモンをはじめ植物性素材を中心に、技術やアイデアを活かしながらおいしさ以上の価値をお客様にお届けするとともに、地域とのつながりを大事にし、食を通じてお客様に毎日いきいきと楽しく幸せな時間を過ごしていただけるよう取り組んでいきます。
また、長期的な成長に欠かせない「サステナビリティ」の観点については、「ESG」に健康（Health）の「H」を加えた、「H+ESG」をサステナビリティ方針として経営の土台に置き、ポッカサッポログループをあげてこれらを遂行することで、未来の食のあたりまえを創造していきます。

私たちが提供している商品へのこだわり、地域での取り組み、社員の熱い想いを伝え、お客様に「ポッカサッポロ」という企業についてもっと知ってもらうため、メディアプラットフォーム「note（ノート）」に4月1日より公式アカウントを新たに立ち上げます。
当社はこれまでも商品開発だけにとどまらず、未来の食のあたりまえを実現するために様々な取り組みをおこなってきました。食品メーカーとしては多岐に亘る事業を展開していますが、各事業に通底する“社員の想い"“これまでとこれからのストーリー"を語り、共感をいただくことを目的に公式noteアカウントを立ち上げることとなりました。
お客様にとって少しでも身近な存在になれるよう、事業やブランドについてはもとより、商品の開発秘話、原料・素材へのこだわり、地域の取り組みをはじめとしたサステナビリティ、食育活動などを紹介していきます。