ポッカサッポロのサステナビリティ方針 - H+ESG - Environment 環境保全
地球と大地の恵みとともに 持続可能な社会の実現に向けて
当社では、限りある資源を大切に有効に活用しながら、地域環境保全に配慮した商品開発や工場での取り組みを行っています。
関連する
マテリアリティ
ポッカサッポロの環境保全活動
当社の環境保全に対する取り組みは、容器包装などの商品に直結するものの見直しだけでなく、様々な資源保全や
廃棄物・食品ロスの削減など多岐にわたります。持続可能な社会の実現に向けてこれからも活動を続けていきます。
主な取り組み
自社拠点・サプライチェーンにおける
CO2排出量削減
-
フォークリフトの
燃料転換フォークリフトの燃料転換
名古屋工場で使用しているフォークリフトは、騒音の低減や排気ガスによるCO2排出削減といった環境負荷低減のために、プロパンガス動力タイプを電動動力タイプに順次切り替えています。これにより、1台当たりのCO2の排出量は従来より約1/4に低減されます。
-
ボイラーの燃料転換
ボイラーの燃料転換
名古屋工場では、2003年よりA重油から都市ガスへ燃料転換するとともに、貫流ボイラーの導入を開始し、生産量にあわせて稼働台数を制御する等、CO2排出量や煤塵量の削減に向けて取り組んでいます。2021年より、すべてのボイラーを貫流ボイラーの運転に切り替え、更なる省エネルギー化に努めています。
循環型社会に対応した容器包装の実現
-
「エコロジーボトル」
の採用「エコロジーボトル」の採用
2000年より「ポッカレモン100」(瓶)、2001年発売当初より「キレートレモン」(瓶)は、びんtoびんに繰り返し再生され、省資源、省エネルギー、廃棄物の削減などを目的とした環境にやさしい容器「エコロジーボトル」(※)を採用しています。
※「エコロジーボトル」:市町村などで回収されたガラスびんを再生カレット(使用済みガラスびんを細かく砕き原料化したもの)にし、それを90%以上使用した再生ガラスびんのこと。
-
PETボトルにおける
リサイクル原料の使用を推進PETボトルにおけるリサイクル原料の使用を推進
サッポログループとして掲げている持続可能な社会の実現に向けた目標「サッポログループ容器包装ビジョン」に沿った「循環型社会に対応した容器包装の100%使用」を達成するため、2030年までに当社が販売するPETボトル商品においてリサイクル原料の使用割合を50%とする目標を策定し、取り組みを推進しています。
(この取り組みにおいて使用するリサイクルペットボトルは、再生処理の工程で色がつく場合がありますが、容器としての品質・安全性に問題はございません) -
紙製飲料容器
「カートカン」の採用紙製飲料容器「カートカン」の採用
1996年から「カートカン」(※)を採用した商品を展開し、「飲んで気軽なエコ参加」を推進しています。2004年より「間伐材マーク」を、2005年より「緑の募金」マークを「カートカン」商品パッケージ上に掲載しており、商品を通じて日本の森林育成を啓発しています。
※「カートカン」:缶の形状をした紙製の飲料容器で、ヨーロッパで開発されたシステムを凸版印刷株式会社が、高度な技術で改良開発を行い、東南アジアと日本における独占販売権を得て、1996年に初めて日本に導入。
-
空容器の散乱防止への取り組み
空容器の散乱防止への取り組み
空容器の散乱を防止し環境美化を推進するため、食品容器環境美化協会へ参画し、リサイクルの各種取組を実施しています。
プラ資材のリデュース・リサイクル
-
プラスチック使用量の削減
プラスチック使用量の削減
プラスチック使用削減に取り組むべく、ラベルレス商品の展開や、ペットボトルやプラボトル容器の軽量化、ラベル使用の削減にも取り組んでいます。
2023年2月からは、「おいしい炭酸水ラベルレス」に続き、一部販売ルートにて「加賀棒ほうじ茶ラベルレス」(ケース単位)の販売を開始しました。同年8月には、「ポッカレモン100 70ml」のプラボトル容器の重量を約6%軽量化しました。
水資源の保全
廃棄物・食品ロス削減
-
廃棄物の削減と
再資源化の取り組み廃棄物の削減と再資源化の取り組み
名古屋工場
名古屋工場では、2005年より廃棄物の削減対策、生産にともなう副産物・廃棄物の100%再資源化に取り組んでいます。廃水処理場においては、凝集剤の変更等により発生する汚泥を削減。紙塵とビニール塵は分別方法を改善することで有価物化を実施しています。
-
食品ロス削減への取り組み
食品ロス削減への取り組み
一部の商品において品質に関する検証の結果、長期間の品質保持が可能となり、賞味期間を従来より延長する事ができるようになりました。
このことから更なる食品ロス削減を図ることが出来ると考えています。今後も製品廃棄を削減すべく取り組んでまいります。
2023年はカートカン「Green Pack Water」は賞味期間12ヶ月→25ヶ月に延長、「箱タイプのスープ商品」は賞味期間13ヶ月→19ヶ月へ延長しました。