缶やペットボトルの飲料をご家庭で温めるには
缶やペットボトルの飲料をご家庭で温めるには
冬の寒い時期や、夏の冷房がきいたお部屋のなかでは、冷たいものよりも、温かいものが飲みたくなることもありますよね。
缶入りやペットボトルに入った飲料は、お店や自動販売機では温めて販売されていることもありますが、ご家庭で温めていただく場合にはご注意いただくことがあります。
容器のままで温めない
缶やペットボトルの飲料を容器ごと温めると、容器が変形したり、破裂したりする可能性があり、大変危険です。
(販売時は容器ごとの加温に適した什器や、専用の機能を持った自動販売機で温めています。)
ご家庭では、容器のまま温めることは絶対にお止めください。おケガやヤケドに繋がることも考えられます。
電子レンジやコンロ、ストーブなどで温める場合には、次のように温めていただくようお願いします。
電子レンジで温める場合:
機器の取扱説明書などをご確認の上、必ずお使いの機器に対応した容器に中身を移してゆっくりかき混ぜながら温めてください。
ストーブ、コンロなどで温める場合:
鍋などに中身を移してゆっくりかき混ぜながら温めてください。
容器のまま、電子レンジて温めない
容器のまま、火にかけた鍋で温めない
容器のまま、ストーブなどで温めない
温めるときは突然の沸騰(突沸)に注意!
液体を加熱すると、温度が沸点に達して泡が出る状態となります。この状態が「沸騰」ですが、まれに液体が沸点に達しても泡が出ない状態になる場合があり、このとき液体に刺激(振動や何かを入れるなど)が加わると、突然、爆発するように急激に沸騰し中身が飛び出ます。この現象を「突沸(とっぷつ)」と言います。
突沸はわずかな刺激でも起こることがありますので、ご家庭において電子レンジで温めるときは「設定時間を短めにする」、コンロなどで温めるときは「ゆっくりかき混ぜながら温める」などをおすすめします。