株式会社ヤクルト本社との業務提携に関する協議開始
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(社長 征矢真一、以下「ポッカサッポロ」)および当社の親会社であるサッポロホールディングス株式会社(社長 尾賀真城、以下「サッポロホールディングス」)は、株式会社ヤクルト本社(社長 根岸孝成、以下「ヤクルト」)との間における業務提携についての協議、検討を開始する旨の合意書を締結しましたので、下記のとおりお知らせします。
1.業務提携検討の目的
サッポログループでは、2016年に発表した長期経営ビジョンSPEED150の重点戦略テーマとして「『食』分野の拡大加速」、「飲料事業の収益力強靭化」を掲げています。
食品飲料事業を担うポッカサッポロは確かな成長を実現するため、中期経営計画において「植物性素材を核とした次世代領域での価値創造」を掲げており、レモン事業およびプランツミルク事業を中心に、植物性素材のチカラでおいしくて健康的な価値を提供していきたいと考えています。
その実現の為に、ポッカサッポロの現在の事業基盤の活用のみならず、新たな経営資源の獲得を視野に入れて様々な検討を進めてきました。
ポッカサッポロおよびヤクルトは、相互が保有するリソースを活用し、事業の永続的な成長を実現することについて共通の認識を持つに至り、今般、親会社であるサッポロホールディングスも含めた3社間において具体的な協議を開始することに合意しました。今後両社は、お客様への新たな価値の提供や、持続可能なサプライチェーンの構築などを通した事業の拡大を目指して、具体的な内容を検討していきます。
2.業務提携検討の範囲
ポッカサッポロとヤクルトは、新たに両社共同のワーキンググループを設置し、業務提携の範囲と具体的な内容について、以下の分野を中心に協議、検討します。
(1)互いが保有する素材・技術を活かした商品開発
(2)互いが保有する資産(生産設備等)を使った事業の効率化
(3)互いが得意とする販売チャネル(量販店等)を使った売上の拡大
3.今後の予定
業務提携を目指して、ワーキンググループでの協議・検討を進めていきますが、その内容に関しては必要に応じてお知らせします。
4.相手先の概要
株式会社ヤクルト本社(2021年3月31日現在)
- 所在地
- 東京都港区海岸1-10-30
- 代表者の役職・氏名
- 代表取締役社長 根岸 孝成
- 主な事業内容
- 食品事業、化粧品事業、医薬品事業、国際事業
- 資本金
- 31,117百万円
- 設立年月
- 1955年4月
- 当社との関係
- 資本関係、人的関係、取引関係ともにありません。
- 売上高
- 385,706百万円(連結)
- 従業員数
- 2,874人