‘POKKA’ブランドの新たな生産拠点
ポッカ・マレーシア工場が竣工、稼働開始
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、その子会社であるポッカコーポレーション・シンガポール(CEO:森川 慎司)において、東南アジアを中心に世界各国での‘POKKA’ブランドの成長戦略に対応すべく、マレーシアにおいて2013年6月より新工場の建設をすすめてまいりました。この度、このポッカ・マレーシア工場が竣工し、稼働を開始いたしましたのでお知らせいたします。
当社は1977年に飲料業界に先駆けて、海外生産拠点ポッカコーポレーション・シンガポールを設立いたしました。同社はお茶や果汁飲料、缶コーヒーなどの飲料を製造し、シンガポール国内のみならず世界60カ国以上で販売しており、サッポログループおよびポッカサッポロフード&ビバレッジの海外飲料事業の拠点として、東南アジア諸国を中心に積極的に事業拡大を図っております。
近年、シンガポール国内販売および輸出販売においてペットボトル飲料の販売量が大変好調に推移していることから、これに対応するための新たな生産拠点が必要と判断し、今回の新工場建設に至りました。
ポッカ・マレーシア工場は、500mlおよび1.5L容量のペットボトルにお茶、ミルク入り飲料などを充填できる最新鋭の無菌充填ラインを導入し、LED照明の採用や、水・エネルギー再利用システムの導入など、自然環境に配慮した工場です。
また、当工場及びその製造品目は、規格が厳しく世界的に信頼があるといわれるマレーシアのハラル(HALAL)認証を取得しており、製造する商品はハラルフードとしてハラルマークが付与できるとともに、食品衛生、品質管理も十分に行われていることを認められています。
新工場の稼動を機に、海外飲料事業のさらなる成長を目指してまいります。
ポッカ・マレーシア工場
<新工場の概要>
名称 | : | POKKA (MALAYSIA) Sdn.Bhd. |
所在地 | : | Lot6, Airport Logistics Park, Senai International Airport, 81250 Johor Bahru, Johor,Malaysia |
工場長 | : | 林 道也 |
従業員数 | : | 55名 |
敷地面積 | : | 20,800m2 延べ床面積: 12,500m2 |
製造品目 | : | 果汁、スポーツドリンク、乳性飲料、お茶、ミルク入りコーヒー及び紅茶、果粒入りドリンク |
生産能力 | : | 500mlPET=460本/分、1.5LPET=215本/分 年間600万ケース |
総工費 | : | 34.2百万S$ (1S$=85円換算で 約29億円) |
特徴 | : | 最新鋭の無菌充填設備を導入、自然環境に配慮した工場 ・軽量ボトル、軽量キャップを採用 ・トップライト採光、LED照明採用 ・天然ガス貫流ボイラー採用 ・水、エネルギー再利用システム導入 ・生物処理型排水処理 |