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2024年10月31日 その他

「レモンで市民を健幸にするプロジェクト」
レモン果汁を継続的に3か月間摂取する事で高めの血圧低減を確認
~北名古屋市役所職員約100名を対象とした試験結果~

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(代表取締役社長:時松 浩、本社:愛知県名古屋市)は、愛知県北名古屋市と共同で2024年4月~7月に亘り、北名古屋市役所職員100名を対象に「レモンで市民を健幸(けんこう)にするプロジェクト(※)」に取り組み、レモン果汁を1日30ml日常的に摂取することによる健康実証についての結果を報告します。

北名古屋市との取り組み「レモンで市民を健幸にするプロジェクト」について

当社は愛知県北名古屋市にレモンを中心とした商品を製造する工場を構えており、現在に至るまで60年以上に亘り、地域の皆様と共に歩んできました。2012年には、北名古屋市と「連携に関する包括協定」を締結し、レモンを通じて健康や食育に関する取り組みを深めてきました。

このような背景のもと、協定で定める健康や食育に関する取り組みをさらに進めることを目指し、2024年4月に「レモンで市民を健幸にするプロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、日常的にレモン果汁を1日30ml摂取することによる健康実証を行うものです。まずは北名古屋市長をはじめ市役所職員の方々が自ら参画し、レモンの価値を体感しながら広く市民の皆様に発信していくことで、皆様がより健康で幸せな生活を送るきっかけとなることを目指しています。

研究方法

(1)期間
2024年4月~2024年7月
(2)対象
北名古屋市役所職員 100名
(3)試験の概要

・レモン果汁を継続的に3か月間、1日あたり30ml(レモン青果約1個分の果汁)を摂取する

・摂取開始前、摂取1、2、3か月後に合計4回の検査を実施する

(4)検査項目
血圧、身体測定、尿検査、唾液検査、アンケート(睡眠、ストレス、疲労感に関する項目)

研究結果

    • (1)血圧の変化(全体の平均値)

      参加者99名全体の平均値においてレモン果汁摂取前と比較すると、レモン果汁摂取1か月後より収縮期血圧(※1)の有意な低下が確認されました。(図1)

      • 1… 心臓が収縮して血液を全身に送り出したときに血管壁にかかる圧力
    • (2)血圧の変化(高血圧治療者を除く)

      高血圧治療者を除く85名の平均値においてレモン果汁摂取前と比較すると、レモン果汁摂取2か月後より収縮期血圧の有意な低下が確認されました。(図2)

    • (3)摂取開始時の収縮期血圧での層別解析

      レモン果汁摂取開始前において収縮期血圧が130mmHg以上の方は、レモン果汁摂取後に収縮期血圧において有意な低下が確認されましたが、収縮期血圧が130mmHg未満の方では変化はみられませんでした。(図3)

    • (4)睡眠の質について(全体の変化)

      レモン果汁の継続摂取により摂取2、3か月後に有意な改善が見られました。

    • (5)体調の変化に関するアンケート

      参加者のうち約4割の方がレモン継続摂取により、疲労感の軽減など体調変化を実感したと回答されました。

      (図1)

      (図2)

      (図3)

まとめ

本プロジェクトでは、「健康快適都市」宣言をされ、市民の方々への健康増進を推進されている北名古屋市の太田市長をはじめ市役所職員の方々のご協力により、レモンの健康機能価値を体感いただきながら健康実証を行うことができたと考えています。結果として、レモン果汁を1日30ml日常的に摂取することにより、収縮期血圧においてレモン果汁摂取前と比較して、摂取開始2か月後より高めの血圧の低下が確認され、健康な状態の維持に繋がることが示唆されました。

今後は、血圧に関連する項目以外の健康増進に繋がるメカニズムの解明に努めるとともに、レモンが持つ健康価値を広く発信し、皆様のWell-Beingに貢献することを目指していきます。

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