「イソフラボン」についての実態調査
令和の新常識!?女性の美と健康を支えるイソフラボン
認知率は高いが・・・
吸収しやすいイソフラボン(※1)を含有した豆乳ヨーグルト「SOYBIO」に力を入れているポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社では、2019年6月7日(金)~6月9日(日)にインターネットで、20~50代の働く女性612人を対象に、「イソフラボン」についての実態調査を行いました。
その結果、20~50代の働く女性の93.8%が「イソフラボン」を知っていましたが、その効果を実感していると回答した方は、全体の13.9%にとどまりました。
(※1)吸収しやすいアグリコン型イソフラボンが乳酸菌で発酵されることで増えています。
《調査結果のポイント》
■働く女性は美容に関して自分の理想に対しての満足度が低く出ています。食生活の中で意識して摂っている栄養成分を聞いたところ、65%以上の方が意識して複数の栄養成分を摂っている可能性があることがわかりました。
■今回の調査では栄養成分の中でも「イソフラボン」に着目したところ、20~50代の働く女性の93.8%が「イソフラボン」を知っていましたが、その効果を実感していると回答した方は全体の13.9%にとどまりました。
■イソフラボンには、体内で吸収されやすいイソフラボン(※2)と、吸収されにくいイソフラボン(※3)の2種類がありますが、そのことを知っているのは全体の26%でした。
以上のことから、イソフラボンの認知率は9割以上と高いものの、その効果を実感していると回答した方は限定されており2割にも満たないことがわかりました。令和の時代には、ただ大豆食品を漠然と食べるだけではなく、効率よくイソフラボンを摂取するために、取り方に工夫が必要なようです。
(※2)吸収されやすい:アグリコン型イソフラボン
(※3)吸収されにくい:グリコシド型イソフラボンアグリコン型イソフラボン
アグリコン型イソフラボンは、グリコシド型イソフラボンから糖を取り除いた形になっているので吸収されやすい型となり、イソフラボンの栄養素を取り入れやすくなっています。
- 【調査概要】
- イソフラボンについての実態調査アンケートを実施
- 調査実施期間
- 2019年6月7日(金)~6月9日(日)
- 調査主体
- ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査地域
- 全国
- 調査対象
- 働く20代~50代の女性(大豆アレルギーのある方を除く)
- サンプル数
- 全体612名(各年代ごとに均等割付)
- 調査結果は、回答していただいた方の主観に基づいたものです。
<注目すべき項目>(n=612)
Q.あなたは、現在の健康の状態について、どの程度満足していますか?
Q.肌や髪、スタイル等、美容について、あなたは自分の理想に対してどの程度満足していますか?
健康状態で満足している、やや満足していると答えた人の割合が低かったのは40~49歳でした。全体的に健康よりも美容に対して満足していない方が多く、比較的満足度の高い20~29歳の女性でも、健康状態では約60%の方が満足・やや満足と答えたのに対し、美容について同様の答えは約37%にとどまりました。
Q.健康・美容のことで、あなたが興味を持っていることはありますか?下記の中からあてはまるものをすべてお選びください。
健康・美容のことで興味を持っていることの上位には、「美肌」「疲労回復」「ダイエット」などが上がりました。糖質オフや減塩よりも腸活や栄養バランスなどが上位にきており、「オフ」より「整えることに」に興味を持っている方が多い結果となりました。
Q.ふだんの食生活の中で、あなたが意識して摂っている栄養成分はありますか?
32.7%の方が「意識して摂っているものはない」と回答した一方で、残りの67.3%の方は意識して複数の栄養成分を摂っている可能性があることがわかりました。一番摂られている栄養成分は「食物繊維」で3割近くの方が意識して摂取しています。その後「ビタミンC」「乳酸菌」となじみのある栄養成分が続きます。
Q.イソフラボンの認知と効果について
女性ホルモンの活性化や美肌など、女性の健康と美容を支える存在として、20~50代の働く女性の93.8%が「イソフラボン」を知っており、そのうちの40.5%の方が意識的に摂っていました。一方「イソフラボンの効果」を実感していると回答された方は全体の13.9%にとどまっており、「イソフラボン」は栄養成分として認知度は高いにもかかわらず、その効果を実感していると答えた方は全体の1割程度と、認知度と効果に大きくギャップが出る結果となりました。
Q.イソフラボンの種類の認知(吸収しやすい/吸収しにくい)
イソフラボンには、大きく分けると体内で吸収されやすいイソフラボン(※2)と、吸収されにくいイソフラボン(※3)の2つの種類がありますが、そのことを知っているのは全体の26%でした。
Q.どのような食品からイソフラボンを摂取しているかと、効果を実感していると回答した方の割合(複数回答)
豆乳を乳酸菌で発酵させてつくった「豆乳ヨーグルト」からイソフラボンを摂っている方は、人数は少ないものの他の食品と比べて、イソフラボンの効果を実感していると回答した方の割合が高いということがわかりました。豆乳ヨーグルトに続いて、「サプリメント」や「おから」に効果を感じると答えた方が多い結果となっています。