人を知る
エンジニアリング
SCM本部
生産技術部 生産技術グループ
一ノ瀬 貴弘
Ichinose Takahiro
2017年入社
※取材当日のものです
生産工程の品質維持や改善に取り組み、
データ分析によって生産ロスも削減。
工場の生産管理を担当。
デジタルを活用した改善も進める
新商品を生産する工場を選定し、製造ラインの立ち上げやその後の製造全般の管理・調整を行うのが、私が所属する生産技術部の役割です。製造工程の品質の確認・改善から製造現場のトラブル対応、パートナー企業の工場監査なども担当しているため、業務内容は多岐にわたります。製品品質や生産効率を向上させるために、チームのメンバーで協力しながら日々の業務に取り組んでいます。
そうしたなかで、私の主な業務は自社やパートナー企業工場の生産管理です。生産に関するデータはシステムで一元管理しており、そのシステムの保守に取り組むとともに、ITツールを用いた生産ロスの削減や効率化にも挑戦しています。デジタル活用による改善業務は大きな可能性を秘めているので、困難な状況に直面しても決して諦めることなく改善活動を続けていきたいと思います。
成長できたのは
上司や先輩のおかげ。
改善に向けた提案もできるように
生産技術部に異動してくる前の5年間は群馬工場で製造に携わっており、専門知識が特定の領域に集中していました。そのため、生産管理に不可欠なサプライチェーン全体の把握に苦労し、生産管理システムの操作方法を習得するのにも時間を要しました。また、100社を超えるパートナー企業からは多種多様な問い合わせが来るので、その対応も当初はどうして良いかわからず……。
しかし、周りの上司や先輩が丁寧に指導してくれたおかげで、徐々に生産管理業務に必要な知識を身につけられました。そして粘り強く取り組んでいるうちに、あるとき“点と点がつながった”と感じる瞬間があり、一気にさまざまな業務に対応できるようになったのです。生産現場の改善に向けての提案もできるようになり、本当に嬉しかったですね。
今後の目標は、データを分析して生産ロスの削減を進めていくことです。デジタル技術を駆使して生産データを可視化し、ロス削減に向けた改善を自社工場で進めていますが、こうしたデータ活用による取り組みをパートナー企業でも行っていきたいと思っています。
ポッカサッポロならではの新たな「おいしさ」を
味や香りだけではない、ポッカサッポロらしい「おいしい」を見つけることが、未来の食のあたりまえの創造につながると考えています。例えば、私が幼いころによく飲んでいた「プリンシェイク」や「ふってふってゼリー」は、他社の商品にはない新鮮な“食感”があり、独特のおいしさや楽しさを感じられました。そんなポッカサッポロ独自の「おいしい」を追求していくことで、未来の食のあたりまえを生み出せるはずです。
1DAY schedule
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10:00
出勤
フレックスタイム制を利用し、電車の混雑を避けて出社(早朝に出社することも)。
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11:00
ミーティング
生産技術グループで情報を共有するために、週に2回ミーティングを実施します。
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12:00
昼食
自分のデスクでお弁当を食べます。
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13:00
管理業務
生産に関するあらゆるデータをシステムで確認します。
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15:00
会議
新商品開発から生産工場での困りごとなど、さまざまな部署から相談が来ます。
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16:00
事務作業
自身が進めている案件について作業します。
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19:00
退勤
遅めに出社した分、この時間に業務終了に。