おいしい!ひらめきがある POKKA SAPPORO
Challenge

「おいしい炭酸水600ml 」 の開発秘話と 環境配慮への取り組み

「おいしい炭酸水 600ml」ラベルレス及びハーフトレイシュリンクパック開発秘話及び実際に営業が聞いた得意先の声をご紹介いたします。

おいしい炭酸水 600ml 開発秘話
PROJECT

無糖炭酸水市場が伸長している背景の中、家に無糖炭酸水をストックして楽しむ人が多くいるという市場に気が付いた事業部は、21年春の発売を目指し、「おいしい炭酸水600ml」の開発をキックオフ。“家庭内需要NO.1”を掲げてお客様の利便性の向上と環境配慮の推進を両立する商品として、同時にラベルレス及びハーフトレイシュリンクパックでの発売を目指しプロジェクトが始まりました。

  • 業界初の600ml
    CHALLENGE 01

    600mlの大容量化で
    炭酸水を沢山飲みたい
    ニーズに応える

    お茶や水などの汎用品化しているカテゴリーでは、600mlのパーソナルサイズとして大容量が主流になる中、炭酸水では500mlの容量が主流で、大容量はありませんでした。しかし、お客様は「炭酸水を沢山飲みたい、ただ1Lのサイズでは大きすぎて炭酸が抜けてしまう」という未充足のニーズがありました。そこで、他社に先駆けて600mlの無糖炭酸水の商品化を決めました。
    600mlを作るにあたり、容器開発、工場設備が新規仕様であるため、生産本部にて工場や調達パートナー、設備メーカー間の調整が必要でした。おいしい炭酸水の特長であり、支持されている「強炭酸」とするためのガス圧、新容器充填に伴う内容量リスクが大きく課題としてありましたが、工場や研究所一丸となり、強炭酸・600mlでの実現見通しが立ちました。

  • CHALLENGE 02

    ラベルレス化で
    環境配慮を推進

    「おいしい炭酸水600ml」ではラベルの長さ変更によりプラスチック使用量の削減を実現しましたが、さらなる環境配慮を推進するために、ラベルレスの商品化も行いました。
    ラベルレス化にあたっては、「ラベルが無い商品にお客様への注意表示を正しく伝えるにはどうすればよいか?」が課題となりました。容器にエンボスでリサイクル表示を刻印して確認できるようにしたり、シールに商品情報を記載するなど、お客様への注意事項をお伝えできる表示を模索しました。多くの部署の協力を得て、ラベルレス商品発売を実現させました。

    新たな設備の導入
  • 独自のボトル
    CHALLENGE 03

    ハーフトレイシュリンク
    パックで、価値を向上

    ラベルレスに加えて、さらにお客様の利便性を向上させ、環境配慮を推進する手段として、次に「おいしい炭酸水600ml」をラベルレス化かつ外装をハーフトレイシュリンクパック化することを決めました。
    無糖炭酸水は市場が伸長する中で、お客様は大量に購入されて家にストックしていることがわかりました。その中でごみを捨てるのが面倒くさいという不満点があることがわかりました。
    そこで従来の段ボールに比べてごみが少ないハーフトレイシュリンクパックを企画しましたが、今の工場の設備では対応出来ないため、簡単に製造することは出来ませんでした。
    しかし、「これからの社会環境を見据えるとやるチャレンジしたい!」と考えた事業部は生産本部と協力し、工場や設備メーカー、エンジニアリング部門と調整、設備の導入やラインの改修含め、工場の大掛かりな工事を行い、ハーフトレイシュリンク パック化を実現させました。
    ハーフトレイシュリンクパックは、従来の段ボールに比べて29%のCO2排出量を削減でき、環境に優しい梱包形態となっています。

    ※600mlPETで従来のラップアラウンドの段ボールと比較した際の数値
VOICE

営業現場の声

炭酸水は中身差別化が極めて困難な商品であるが、ハーフトレイシュリンクパック化することで商品視認性アップに繋がり、得意先(小売店)から高評価を頂くことが出来ました。またハーフトレイシュリンクパックはCO2削減となる環境配慮商品でもあるため、サステイナブルな企業価値創造の取組に繋がっております。お客さまの環境意識も高まる中、サステイナブル商品を積極採用する企業も増えています。「ラベルレス+ハーフトレイシュリンク」商品を他社に先行して発売できたことで、ポッカサッポロのサステイナブルな取組も評価され得意先におけるステータスもアップしました。

私たちはこれからも「おいしい以上の価値」へ、挑み続けます。
  1. ホーム
  2. 新卒採用サイト
  3. 「おいしい炭酸水600ml」の開発秘話と環境配慮への取り組み