皆さまにとって「レモン」はどのようなイメージの果物でしょうか。
レモンといえばビタミンCを思い浮かべる方、から揚げにかけたり、お菓子作りに使ったり、レモネードやレモンサワーなどの飲み物を思い浮かべる方もいるかと思います。
日本にレモンが伝わったのは今から約150年前とまだまだ歴史としては短いですが、
レモン自体の歴史は古く、いまや世界各国で楽しまれている果物です。
レモンは日常の幅広いシーンで、人々のおいしさや健康を支える立役者として登場しています。
レモンの健康的な価値・いつもの料理をおいしくしてくれるチカラについて知っていただきレモンを好きになってもらいたい、
レモンを通して「おいしく楽しく健康的な毎日」を過ごしていただきたい。
そんな想いでこのレモンミュージアムを開設しました。
「レモン検定」では、ミュージアム内でご紹介しているレモンの基礎的な知識をクイズ形式で出題しています。
レモンに少しでも興味をお持ちの方は是非チャレンジしてみてください。
- *全10問、時間制限はありません。
- *7問以上正解でジュニアレモンマイスターに認証されます。
- *どなたでも受験頂けます。
レモン伝播の歴史
1 10問目
レモンはどのエリアで生まれた果物でしょうか。正しいものを1つ選んでください。
レモン伝播の歴史
解説
正解は「3.アジア」です。
レモンの祖先にあたる果物は、中国南部もしくはインダス周辺が起源といわれ、シルクロードを通ってヨーロッパへ渡りました。古代のヨーロッパにおいて、レモンは食べ物ではなく観賞用の植物でした。いっぽう中東では、健康のために料理やシャーベットにレモンが使われており、のちにそれらが地中海の国へ伝わっていきました。
世界のレモン食文化
2 10問目
日本でも数年前にブームとなった、レモンを塩漬けして作った調味料の「塩レモン」。
この塩レモン発祥の国はどこでしょうか。
世界のレモン食文化
解説
正解は「1.モロッコ」です。
日本でも数年前に話題となった塩レモン。その発祥はモロッコと言われています。モロッコで塩レモンは万能調味料として親しまれていて、名物料理のタジン鍋にも使われています。
世界のレモン食文化
3 10問目
とある国では子どもたちが庭先でレモネードスタンドを開いてレモネードを販売するのが夏の風物詩となっています。
どこの国でしょうか。
世界のレモン食文化
解説
正解は「1.アメリカ」です。
子どもたちが庭先でレモネードスタンドを開いてレモネードを販売するのが夏の風物詩となっています。レモネードスタンドはおこづかい稼ぎの体験を楽しむだけでなく、集めたお金を小児がん治療のために寄付するという社会貢献活動としても世界中に広がっています。
国産レモンNo.1産地
4 10問目
日本のレモン生産量No.1の都道府県はどこでしょうか。正しいものを1つ選んでください。
国産レモンNo.1産地
解説
正解は「3.広島県」です。
広島県はレモンの生産量日本一です。広島県では一年間を通してレモンが出荷されています。瀬戸内海沿岸地域で多く生産されています。温暖なところを好むレモンにとって、瀬戸内海は温暖な気候に恵まれたレモンの名産地です。
レモンの健康成分
5 10問目
レモンにはからだにうれしい成分が含まれています。その中でもレモンの特有の酸味成分でもあり、
果汁部分に多く含まれているのは何という成分でしょうか。
骨の健康にレモン
6 10問目
レモンに含まれるクエン酸には日本人に不足しがちな○○を溶けやすい形にかえて、
吸収を助けてくれるチカラがあります。○○とは一体なんでしょうか。
正しいものを1つ選んでください。
骨の健康にレモン
解説
正解は「1.カルシウム」です。
レモンに多く含まれるクエン酸にはカルシウムを溶けやすい形に変えるチカラがあり、これを「キレート作用」といいます。カルシウムは吸収性の悪い栄養素として知られていますが、クエン酸がカルシウムなどのミネラルを包み込み、溶けやすい形に変えてくれます。
カルシウムは骨の健康を支えるのに欠かせない大切な栄養素ですが、現代の日本人はカルシウム不足といわれています。レモンとカルシウムが多い食品を組み合わせて上手にカルシウムを摂取しましょう!
知られざるレモンの減塩効果
7 10問目
日本人は成人の約7割が塩分の摂りすぎといわれています。レモンには減塩をサポートするチカラがありますが、
レモンの何の成分によるものでしょうか。
知られざるレモンの減塩効果
解説
正解は「1.酸味成分」です。
毎日の食事の塩分を減らすにはさまざまな方法がありますが、「酸味を上手に使うこと」がおすすめです。料理の旨味を感じるためには、塩分が重要な働きをしています。裏を返せば、塩分を控えることによって旨味を感じづらくなってしまうともいえます。これが、料理を作る上でなかなか減塩がうまくいかない原因のひとつです。いっぽうで「酸味」には、「料理の塩味を感じやすくする」という効果があります。そのため、料理にレモンを加えることで、酸味が減塩による味の物足りなさを補ってくれるのです。
レモンの調理機能
8 10問目
レモンにはある食材をしっとりやわらかく仕上げてくれるチカラがあります。ある食材とは何でしょうか。正しいものを1つ選んでください。
レモンの調理機能
解説
正解は「2.鶏肉」です。
お肉をレモン果汁に漬け込むことによって、お肉の保水性がアップするため、しっとりとした食感が増します。マリネ液などにレモンを使うことによって漬け込んだお肉がよりおいしくなります。
レモンの調理機能
9 10問目
レモンには素材の色を鮮やかにするチカラがあります。例えば、紫キャベツやいちご等に含まれる色素成分は
レモン果汁によって酸性に傾くと鮮やかな赤色に変化します。この色素成分の名前はなんでしょうか。
正しいものを1つ選んでください。
レモンの調理機能
解説
正解は「2.アントシアニン」です。
いちご、ブルーベリー、なす、紫キャベツ、紫玉ねぎなどに含まれるアントシアニンと言う成分はそのpH値によって色が変わります。この成分は中性の液体に溶けると「紫」ですが、アルカリ性では「緑~青色」に、酸性では「ピンク~赤色」に変化します。いちごもpH値が低いほど鮮やかな赤色になるため、レモンを使い酸性を強める工夫が有効です。
レモンの調理機能
10 10問目
以下のレモンの調理機能のうち、
誤っているものを1つ選択してください。
レモンの調理機能
解説
正解は「1.玉ねぎをシャキシャキに
してくれるチカラ」です。
レモンには玉ねぎの辛味を早く抜いてくれるチカラがあります。10%のレモン水にさらすことで短時間で玉ねぎの辛味を抜くことが出来ます。
結果発表
100点
素晴らしい点数です!
おめでとうございます。
レモンの価値を体感していただき
毎日の生活にレモンで彩りと輝きを
プラスしていってください!
50点
レモンに関する知識を深めて
頂きありがとうございます。
レモンの価値を体感していただき
毎日の生活にレモンで彩りと輝きを
プラスしていってください!
検定に出題された内容は
こちらでチェック!
レモンのヒミツ
レモンのチカラ