北海道三笠高校 レモンレシピコンテスト結果発表
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(代表取締役社長:征矢真一、本社:愛知県名古屋市)は、北海道三笠高校(校長:藤田博史、所在地:北海道三笠市)の部活動に所属する生徒たちに向けたレモンレシピコンテストの最終審査会を開催し、各受賞作品を決定しましたのでお知らせします。
最終審査会について
今回、調理部は『レモンを使用したアスリート向け勝負メシ!!』というテーマで取り組んでいただきました。当社のレモンアンバサダーである元 北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士さん・陸上競技の寺田明日香選手、小池祐貴選手のそれぞれの悩みを解決し、生活に取り入れやすいレシピを提案するという課題に対し、全13レシピのエントリーがあり、6レシピが最終審査に進みました。
製菓部は『北海道の素材を活用したレモンの新洋菓子メニュー』というテーマで、今までにない新しい洋菓子を高校生の感性で考案いただき、全5レシピが最終審査会で審査されました。
最終審査会は、12月10日・11日に行われ、調理部は3名のレモンアンバサダーと管理栄養士の廣松千愛様、製菓部は石屋製菓株式会社様にご参加いただき、プロの視点で試食や生徒たちによるプレゼンをもとに採点いただきました。
結果発表
<調理部>テーマ『レモンを使用したアスリート向け勝負メシ!!』
杉谷拳士さん賞(課題:疲労回復)
「レモン香るサバと玄米の和風リゾット」(チーム名:医食桃蓮(イショクトウレン))
〇受賞チームコメント
この料理のアピールポイントは、あっさりとした味のリゾットとレモンの香りがマッチした照り焼きとの相性の良さです。レモンのクエン酸に加えて、鯖と玄米でビタミンB群を摂れるよう意識しました。コロナの影響でメンバー揃って試作も十分にできなかった中、サポートメンバーにも協力してもらい取り組んできました。本番では、しっかり料理も出せ、プレゼンで杉谷さんに想いも伝えられて、本当によかったです。
〇杉谷拳士さんコメント
玄米は今まで敬遠してしまっていたが、こういう食べ方があるんだということ、鯖の照り焼きにレモンが合うということなど、新しい発見があったことが決め手となりました。お店でもすぐ出して欲しいレベルです。
寺田明日香選手賞(課題:筋持久力向上)
「豆腐と夏野菜のさっぱりうどん」(チーム名:W龍どん(ダブリュウドン))
〇受賞チームコメント
寺田選手の夏に体重が落ちやすいというお悩みを解決するために糖質が多く消化にいい、うどんを選びました。一番大変だったことは、豆腐の豆臭さを取ることでしたが、豆腐にレモン果汁を加えることで深みのあるおいしいソースが完成しました。チームで試作やプレゼンの準備など一生懸命取り組んできたので、その成果が出てよかったです。
〇寺田明日香選手コメント
決め手は、最後の山椒の香りです。実は山椒は苦手なのですが、すごくいいアクセントになっていて、レモンと山椒の風味でさっぱり食べることができました。クリーミーなのに豆腐を使っているので、食べやすく意外性があり、選ばせていただきました。
小池祐貴選手賞(課題:骨の健康)
「詰め込みパエリアイカ飯」(チーム名:Fearless (フェアレス))
〇受賞チームコメント
今回のパエリアには、スパイスが好きな小池選手のためにターメリックを使用しました。ターメリックは香辛料の中でも爽やかですっきりとした味わいで、レモンとかけ合わせることで一品でふたつの爽やかさを楽しむことができます。壁にぶつかることもたくさんありましたが、このような賞をいただけて嬉しいです。この機会をこれからに繋げて頑張っていきたいです。
〇小池祐貴選手コメント
激しいトレーニングをした後などは特に、食欲がない時もあるので、この料理のように栄養素がコンパクトにまとまって、食べやすいものは嬉しい。栄養価もインパクトも、レモンの活かし方も言うことなしでした。本当に美味しかったです。
特別賞
「レモンよだれ鶏」(チーム名:フィッシュエッグ)
〇受賞チームコメント
今回のレシピでは、酢の代用として、そしてさっぱりさを出し、鶏肉を柔らかくするためにレモンを使用しました。杉谷さんが気軽に作って食べられることと、栄養面で杉谷さんの悩みに答えられるかということを考え、何度も試作を繰り返し行いました。特別賞という形で結果を残せてとても嬉しいです。
〇杉谷拳士さんコメント
一口目を食べた時に、食欲が沸いてまた食べたいなと思える料理でした。激しい運動後は食欲が落ちてしまうこともありますが、この料理はそんな時でも箸が進む料理です。すごく美味しかったです。
<製菓部>テーマ『北海道の素材を活用したレモンの新洋菓子メニュー』
ISHIYA賞
「レモンのまんまるパリブレスト」(チーム名:アンツー)
〇受賞チームコメント
パリブレストは、見た目が可愛くボリュームがあるので、レモンと掛け合わせたときに、さっぱりとしていますが、満足感があるおいしいスイーツができるのではと考え選びました。メンバーがリモート参加となり、一緒に作ることができませんでしたが、今まで何度も試作し、ふたりの気持ちが合わさったケーキが作れたので、よかったです。
〇石屋製菓株式会社 石水創社長コメント
パリブレストは、酸味系と合わせることが難しいお菓子にもかかわらず、味のバランスがよく、ピューレとゼストでレモン感を引き立たせて、上手くまとまっている美味しいお菓子でした。
生地などの改善は必要ですが、これから一緒に協議させてもらい、来年商品化を目指して進めたいと思います。
ポッカサッポロ賞
「シャルロット・オ・シトロン」(チーム名:Chapellerie(シャペルリ))
〇受賞チームコメント
レモンを活かした商品を作るということはもちろん、この商品を食べた人が喜んでくれること、レモンが苦手な方にも美味しく食べてもらうことを考えて考案しました。
2人で頑張ってきた成果がこのような結果につながり、とても嬉しいです。
〇当社 代表取締役 征矢真一社長コメント
ポッカサッポロ賞は、レモンにこだわり、レモンの良さをどのように引き出されているかという視点で審査しました。マンゴーとの取り合わせが新鮮であったこと、レモン果皮を入れていることで後味のインパクトがあったことが、とても良かったです。これからもさらにレモンに興味を持っていただき、新しい商品を考える際にも、この経験を活かしていただければ嬉しいです。
これからも当社は、レモンを通して「食」を担う次世代の方々を応援し、共に盛り上げていく活動を続けていきます。