群馬工場(第二工場)豆乳ヨーグルト製造ライン竣工・稼働開始
~新たな需要を創造し積極的な事業展開で次のステージへ~
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、群馬県伊勢崎市にある群馬工場内に豆乳ヨーグルトを製造する第二工場を新設し、この度竣工・稼働開始しましたのでお知らせします。
食品・飲料事業を担う当社は、グループの中期経営計画で決定した『食』分野のさらなる拡大を進めており、これまで強みであるレモン事業、スープ事業、そして飲料事業でのブランド展開を図りながら、新規の事業領域や商品領域の創出に努めてきました。
2015年には、大豆・チルド事業本部を新設し、健康意識の高まりや商品の多様化、使用用途の広がりによりお客様の生活に定着している、豆乳飲料および豆乳ヨーグルトを中心に事業展開しています。
これまで豆乳ヨーグルトは、委託先工場にて製造を行ってきましたが、経営理念である「新しいおいしいを次々と生み出す」ことの実現と、大豆・チルド事業の中核となる豆乳ヨーグルトカテゴリーにおいて、新たな国内需要を創造しさらなる積極的な事業拡大を図るために、自社で内製化して、製販一体の事業展開を開始することとなりました。
第二工場として稼働する新ラインは、大豆から豆乳を搾汁する工程も含み、その豆乳の発酵や豆乳ヨーグルトの充填までが一貫して製造できる画期的なものです。またこれまで当社が販売してきた小型容器商品に加え、新たに大型容器商品も製造でき、より一層お客様のニーズにあった豆乳ヨーグルト商品の展開を図っていくことが可能となります。さらに、この第二工場の稼働で、群馬工場は「飲料」「スープ」「豆乳ヨーグルト」と、常温からチルドまで1つの工場で多種多様な商品が製造できる工場になります。
今後、この工場を拠点として堅調に成長している豆乳ヨーグルトを生産し、お客様に新たな価値を提案することで大豆・チルド事業のさらなる成長を目指します。
設備の概要
- 名称
- ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)群馬工場
- 工場所在地
- 群馬県伊勢崎市境東新井1301-1 境北部工業団地
- 工場長
- 近藤 崇
- 従業員数
- 約150名
- 敷地面積
- 84,000m2
<第二工場>
- 建物面積
- 約6,400m2
- 製造品目
- 豆乳ヨーグルト
- ライン数
- 2ライン大型容器(約400g)、小型容器(約100g)にそれぞれ対応
- 生産能力
- 380万ケース/年(小型容器1ケース12個入り換算)
340万ケース/年(大型容器1ケース 6個入り換算) - 投資額
- 53億円
- 竣工日
- 2019年3月22日
【第二工場の製造ライン】
【第二工場の外観】