カップ入りスープ製造工場新設について
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、堅調に成長するインスタントスープにおけるさらなる積極展開を図るために、サッポロビール(株)仙台工場内に当社仙台工場(仮称)を新設し、カップ入りスープの製造設備および粉末スープ顆粒原料の造粒設備を新たに設置することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
当社は1980年に缶入りスープを発売し、翌年1981年に粉末インスタントスープでスープ市場に本格的に参入して以来、スープ事業の拡大を図ってまいりました。1996年には、現在の主力ブランドである「じっくりコトコト」を発売し、長年培ってきた独自の味作りや乾燥技術などを活かしながら、多様化する食生活やお客様のニーズにあわせた商品を提案することで、弊社のスープ商品は多くのお客様にご支持をいただいています。
こうした状況により、近年、当社のスープ商品、とくにカップ入りスープの販売量は好調に推移していますが、今後さらに積極的な事業拡大を図っていくためには、カップ入りスープの生産能力を増強することが必要となっております。
そこで、サッポログループとしての資産が活用でき、シナジーが見込めるとの判断により、サッポロビール(株)仙台工場内に、カップ入りスープ製造設備(粉末スープ顆粒原料を製造する造粒設備を含む)を新たに設置し、ポッカサッポロの新たな工場としてカップ入りスープの自社生産能力を増強することを決定いたしました。ポッカサッポロのスープ生産拠点としては、弊社名古屋工場、群馬工場、磐田ポッカ食品(株)(弊社の100%連結子会社)に加えて4つ目の生産拠点となり、東北エリアでは初の工場となります。
新たな工場設備の稼動により、弊社スープ事業のさらなる成長を目指してまいります。
新工場、設備の概要
- 名 称
- ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)仙台工場(仮称)
- 所在地
- 宮城県名取市手倉田字八幡310-1 サッポロビール(株)仙台工場内
- 従業員数
- 45名(予定)
- 製造品目
- カップ入りスープ
- ライン数
- 1ライン
- 生産能力
- 160万ケース/年 (1ケース24個入り換算)
- 投資額
- 約26億円
今後の予定
- 2018年6月
- 着工
- 2019年8月
- 竣工・稼動開始